第2回 資金繰り表の見方

2010/03/31更新

■資金繰り表の見方

第1回目では資金繰り表がなぜ必要なのかということと簡単な作成方法について書きましたが、大切なのは資金の動きを早めにつかむ事と経営に生かす事です。今回は、資金繰り表を読むポイントをお伝えしましょう。

まず作成した資金繰り表をじっくり見てみましょう。その際には、次の点に着目です。

経常収支部分の「収入」と「支出」の金額のバランスが一定であるか。経常収支差額がプラスか。
「収入」と「支出」のバランスが大事。

経常収支は、会社の営業収入や営業支出という本業での資金の動きになっています。
そのため、経常収支を見れば損益計算書の利益をおおまかに把握することができます。

「収入」をチェックする際には、次の3点を気をつけましょう。
  1. 売掛金の回収が遅れている得意先はないか。
  2. 売掛金回収において振込と手形の割合はどうなっているか。
  3. 手形の期日は長くなっていないか。

回収が遅れている得意先には、まめに連絡をとりましょう。
手形回収が多くなる、又は手形期日が長くなるとその分資金不足に陥りやすくなり、手形を割り引いて支払にあてることも多くなりますので、資金繰りをどんどん圧迫してきます。

次に「支出」については、次の点に注意してください。
  1. 売掛金の回収と照合をして支払が先行していないか。
  2. 仕入・外注費・人件費などの支出は、売上に比べ適正金額か。大幅な変動があるか。

商品を売りその回収された代金を持って仕入代金を払っている場合、原価率さえ間違えなければ、資金不足は生じません。
ただ、10個仕入れたものが5個しか売れていない場合には、回収された代金だけでは支払が出来ずに資金不足が生じます。売れていない5個については、社内の倉庫にある。
これを在庫といいます。この場合は、在庫が資金繰りを圧迫していますので早めの在庫処分が必要です。

又、98円で仕入れたものを100円で売った場合には、仕入の支払は可能ですが手元に残る資金が少なく人件費などの他の費用の支払ができなくなります。
この場合、商品の売価の設定を変える、仕入先はもっと安いところを見つけることが必要になってきます。

このように、仕入・外注費は売上と直結していますので、必ず売上と対で見ましょう。
そうすると、資金繰り表だけでも御社が抱える問題点が見つかります。
経常収支差額がプラスで翌月繰越資金が十分にある場合は、おおむね資金繰りは順調と言えるではないでしょうか。

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