第6回 資金繰りの改善(4)

2010/07/28更新

■資金繰りの改善〜その4〜

資金を増加させるための運転資本の削減の方法

今回は、運転資本を見ていきます。

運転資本とは「企業が業務を行う上で必要となる資金」のことです。
一般には、下記の算式で求められますが、細かくは業種等により異なります。

運転資本=売上債権+棚卸資産−仕入債務

この算式を見ていただいてお分かりのように、運転資本は会社の利益には影響されないものとなっています。
そのため、運転資本に目がいかない経営者が多いですが、
実際の会社経営を見ると売掛金の回収サイトの長期化や在庫の増加、
また仕入先からの支払サイトの短縮に応じ運転資本が悪化していることに気づかないケースも多く見受けられます。
資金繰り、キャッシュフロー経営とお金の動きだけに目を向けられがちですが、
意外にも運転資本の改善が大きな影響を与えるケースもあります。

1、運転資本についての現状を知る。

まずは、現状の把握から始めましょう。
御社について、決算書の数字よりそれぞれの回転期間を下記の算式により求めます。

売上債権の回転期間 売上債権
売上高/対象期間月数(日数)
棚卸資産の回転期間 棚卸資産
売上高/対象期間月数(日数)
仕入債務の回転期間 仕入債務
仕入高/対象期間月数(日数)

売上債権と棚卸資産については、回転期間が短いほど資金回収がうまくいっていることになり
仕入債務については、期間が長いほど支払を猶予されていることになります。

2、現状より改善策を考え実行する。
  1. 売上債権の回転期間短縮の方法
    一番の方法は相手先に決済条件の変更を求めることです。
    手形で回収しているところでは、現金・振込回収すればそれだけ回転が早くなります。
    また、売上債権をファクタリング会社に売却することもひとつでしょう。
  2. 在庫の圧縮
    まずは、御社の適正在庫を知りその水準を保つことが必要です。
    その他の方法としては、在庫のリスクを回避するため
    思い切って在庫負担のないビジネスモデルへの転換を考えるのもいいでしょう。
  3. 仕入債務の期間延長
    仕入先に支払サイトの長期化を申し入れることにより期間延長が可能となります。

運転資本については、その金額が少なければ少ないほど良いため
一度御社の状況を把握することから、始めてみてはいかがでしょうか。

会社設立で本当に大切なのは会社設立後です!

会社設立で本当に大切なのは会社設立後です! 中森・荒井税理士法人運営「起業・会社設立代行0円」では、会社設立代行処理だけに 留まらず後の記帳代行なども含めた会社設立後のサポートも行っていきます。 記帳代行の記帳代行プランAをお選びいただくと、専属担当者がサポート致します。 会社設立時のご相談は無料ですので、お気軽にご相談ください。

>> 会社設立代行に関するお問合わせは、東京の税理士事務所「起業・会社設立代行0円」まで、お気軽にご相談ください。

平成26年11月に中森税理士事務所は、荒井税理士事務所と経営統合し中森・荒井税理士法人にリニューアルとなりました!!

個人事業主の方はこちらをクリック 個人から法人へ!節税のチャンスです!!

創業支援・助成金のエキスパート!社会保険労務士 三枝孝裕

専門の社会保険労務士にお任せ!ビッグチャンス!雇用関係助成金

創業計画書を全面サポート!新創業融資制度で3,000万円の融資を!!