第8回 中小企業の資金調達(2)

2010/10/15更新

■中小企業の資金調達〜その2〜

銀行が借入をする際に企業を選別する基準「金融検査マニュアル」について

1.金融検査マニュアルとは

金融検査マニュアルとは、金融庁の検査官が預金等受入金融機関を検査する際に用いられる手引書のことで、
金融機関の業務の健全性と適切性の確保を図るために作成されました。
その中の金融検査マニュアル別冊(中小企業融資編)は、
金融機関が融資先の経営状況や将来性をどう判断するかの基準が掲載されています。
つまり金融機関が融資先をランク付けをしているその基準が書かれているものなのです。
そのため、その内容を知ることは借り手側の中小企業にとっては、
金融機関からの評価を良くするヒントが隠されているのです。

2.債務者区分

上記の金融検査マニュアルでは、中小企業を「実能的な財務内容、資金繰り収益力等により、その返済能力を検討し、
債務者に対する貸出条件及びその履行状況を確認の上、業種等の特性を踏まえ、事業の継続性と収益性の見通し、
キャッシュフローによる債務償還能力、経営改善計画等の妥当性、金融機関等の支援状況等を総合的に勘案し」て
融資を判断するとしています。

特に中小企業独自の下記の3つの特性を挙げ留意をする必要がある旨記しています。

  1. 景気の影響を受けやすく、一時的な要因により収益悪化により赤字に陥りやすい。
  2. 自己資本が大企業に比べ小さいため、一時的な要因により債務超過に陥りやすい。
  3. 設備資金等の長期資金を短期資金の借換えの形で融資を受けているケースが見られる。

このような特性を考慮して、単に赤字や債務超過が生じているということだけで
貸出条件の変更や債務者区分を判断することは適当でないとしています。

実際には、債務者は上記の判断基準を踏まえて
「正常先」「要注意先」「破綻懸念先」「実質破綻先」「破綻先」
の5区分に分けられています。

次回も中小企業の資金調達について見て行くことにします。

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